日本の基幹産業である自動車や電機産業の組み立てラインにおいて、QC活動や「カイゼン」の経験から生み出された定式化された品質管理と生産性向上手法を、食品工場に合った形に翻訳し、リスク管理を含めてその向上に目指すために企画されました。5Sはもちろん目に見える形でのマネジメント、危険予知訓練、ポカヨケ活動、変化点管理、タートル分析、ワンポイント改善運動、ラインバランス改善などなど、無駄をなくし利益を上げるための工夫が詰め込まれた一冊です。
■著者
山崎 康夫
■内容
- 第1章 生産性と何か、リスクとは何か
- 第2章 食品工場への先端的生産管理および品質管理の導入
- 第3章 生産工程の分析と生産変化点の洗い出し
- 第4章 4M+1Eの変化点と品質管理手法
- 第5章 生産性向上のための5Sと1E改善運動
- 第6章 マネジメントとしてのFSSC22000(ISO22000+PAS220)
- 第7章 食品工場の緊急事態対応と事業継続管理
- 第8章 消費者への目線-不安を取り除くには
- 第9章 フードチェーンからバリューチェーンへの変革
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